極端な話、勝率は5割未満でも株式投資で利益は出せる

 投資って突き詰めれば、株価が上昇するか下落するかを予想するゲームですよね。上か下かしかないんだから、何にも考えないで投資しても勝つか負けるかは五分五分。じゃあ実際勝率5割未満でも、投資で利益を出せるのか・・・を今回記事にしてみたいと思います。

 投資の技術は大きく分けて二種類に分類されます。

 ひとつは「上昇する銘柄を予測する技術」。これは投資における勝率を決定する要素です。もともとは5割程度の確率を、様々な分析から6割7割と伸ばしていく技術ですね。

 そしてもう一つ、「上昇幅と下落幅を予測する技術」。どれだけの上昇余地、下落余地を持っているかというのを判断する技術です。今回はこちらのお話しになります。

 1回の投資金額が一定で100万円とすると、投資の総利益の合計は

 投資利益の合計=上昇率の平均値×100万円×取引回数

 投資損失の合計=下落率の平均値×100万円×取引回数

 総利益=投資利益の合計ー投資損失の合計

 となりますね。

 ここで「上昇率=2.0%」「下落率=1.0%」「取引回数=10回」とします。そして重要なのは上昇と下落の割合・・・つまり勝率です。仮に勝率を4割とすれば取引回数から上昇回数は4回、下落回数は6回となります。

 これを数字で当てはめると

 投資利益の合計=0.02×100万円×4回で8万円

 投資損失の合計=0.01×100万円×6回で6万円

 勝率は4割しかないのに総利益は利益8万円ー損失6万円で2万円の利益になりました。

 普通に考えて適当に投資をしたって5割は利益を取れるわけですから、4割の勝率っていうとかなり運が悪いですよね。それでも、上昇余地と下落余地さえ理解していれば勝つことが出来るのです。

 株式市場は常に一定の状態で安定しているわけではありません。全体のムードが下落基調の時もあたりまえですがあります。

 そんな時は「上昇する銘柄を予測する技術」がいかに高かろうと、5割を切る可能性も十分あります。つまり半分以上予測が外れるんです。そんな時でも利益を出せるのは、「上昇幅と下落幅を予測」することが出来るからなんですね。

 当たり前のことですが、とても重要ですよ。

inserted by FC2 system