信用買い残と信用売り残

 投資する対象の銘柄を判断する上で、信用取引の買い残と売り残はとても重要な要素になります。

多くの信用取引は制度信用取引です。 制度信用では、半年以内に反対決済をする必要があります。 そのため、出来高に対して、信用取引の残高が多い場合は、この半年決済のルールが重しになる場合があるのです。

 例えば1日の出来高100株の銘柄に対して3600株の信用買い残があるとします。 半年で3600株の返済売りの注文が入るため、1日当たりにはおよそ30株の返済売りが入ります。 すると一日の出来高の内の30%が信用取引の返済のための取引となり、悪材料がなくとも売り圧力が強い状態が 続きます。

 業績は良くとも、何かキッカケがなければ出来高は増えません。 そのため、信用買い残の多い銘柄は強い買いが入り始めるまでは手を出さない方が良いでしょう。

 また、逆に信用売り残の多い銘柄は上げる時には上値は軽くなりますが、 業績が良く空売りが多い銘柄は少ないため、なかなかそういった状況にはなりにくいでしょう。

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